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2005-11-20 03:53 | カテゴリ:肩の痛み
ジャンル:ブログ テーマ:ブログ日記
【主訴】
3年前より右肩に違和感が出始め、去年の終わり頃から腕肩が挙げづらくなり、3ヶ月前より上に挙がらなくなってしまった。挙がらなくなったことで心配し、医療機関・整骨院・整体・あんまマッサージなど多数の治療を受診。
医療機関でのX-ray撮影では肩関節には問題は無いが、カルシウムが沈着している関係で炎症を起こしていると診断。治療はホットパックで暖めてのリハビリ動作を10分ほど受けていた。
整骨院では肩が外れかかっているといわれ、超音波や徒手的な治療を十数回受けている。
痛みは益々増加傾向にあったために、あんま・マッサージや整体にも通う。少しには楽になるが、2~3日すると元に戻るとのこと。寝ていても痛みを感じ、睡眠不足の状態の時、痛み止めの注射を数回したとのこと。

【その他の症状】
肩の痛み以降、同じ側の腕にも痛みが現われる。
その後、指先にシビレ感が発生している。

【既往症歴】
ムチ打ち(6年前に軽い交通事故)


【検査】
・脚長差あり
・骨盤の前後上下の歪みあり
・腰椎は若干、後湾気味だが可動性は存在!痛みは無い。
・胸椎は猫背タイプ
・頚椎は前彎過剰(顎が前に出た感じ)
・肩の可動検査では、前方挙上・側方外転約70度、後方挙上約25度
 内旋・外旋にも制限が起きている
 バンザイは不可能ないわゆる凍結肩である。
 可動制限付近での痛みは強い。
・肩の高さ、肩甲骨の左右差あり(左側が高い)
・頚椎下部、胸椎上部に椎骨の変位が強い
・数年前より少し耳鳴りも存在

【治療】
全体的な姿勢はかなり崩れているため、まずは全体的なバランスを修正するために骨盤と脊柱の前後左右の彎曲を軽減させる。これには何はともあれ、まずは骨盤の位置が大切である。
すると背筋を伸ばしやすくなり、猫背が減少、それだけで本人も随分楽と感じられた。この時点では肩の可動域に変化はない。
肩の動きはゴツッとした感触で、重く動く気配もあまり感じられないため、肩周辺と胸周辺、脇腹周辺の筋群への弛緩アプローチを施す。局所問題の多くは、局所だけでは解決しない。
しっかり筋群を弛緩させると、首肩、背中のツッパリ感が感じなくなり、呼吸も楽になりましたと言われる。しかし、肩はまだ変化なし!
鎖骨、肩甲骨、上腕骨で構成する筋群の細かい弛緩を施し、頚椎下部~胸椎上部の問題点を矯正、可動域が少し拡大し、指のシビレは消失。

特に緊張の強い筋肉にテーピングを行い本日の治療は終了、次回の予約をした。今回の治療時間は検査~治療まで40分。
終了後、姿勢は良くなり、肩首の緊張が軽くなったためか、深呼吸できますと喜ばれた。肩関節の可動域は若干拡大している。治療前と治療後の変化を確認する。
患者さん曰く、色んな治療を受けて来たが、初めて治る感触があったとお褒めのお言葉を頂く。

肩こりなどに多い「揉む、押す、叩く」などの自己療法は厳禁である。殆どが症状を拡大していく。絶対に行ってはならない。一時的な気休めである。早期の改善をするためには、まずは姿勢を修正し、こまめに動かすことである。
この方の場合は、事務職という前屈姿勢と共に、筆圧が強すぎるようだ。また作業時に肘を上げすぎているために肩鎖関節に問題を作り易い。さらに元々の猫背が災いしていると考えられる。
耳鳴りは初回の治療で消失した。耳鳴りの多くは頚椎と顎関節で改善するケースが多い。治療の回数的には少し掛かると思われる。
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